戦争の日本史 3

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  • 吉川弘文館 (2008年12月1日発売)
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蝦夷、弓馬を用いた高い戦闘力。服属した蝦夷は俘囚とよぶ。
律令国家の最初の征討(和銅2年、709)から38年戦争の終わりの征夷(弘仁2年、811)
城柵の設置と移民は大化改新直後から。
節刀=軍事指揮権の権限移譲。節=しるし。
光仁、桓武=天武系から天智系へ。桓武天皇が革命思想を言い出す。征夷と都造営。自らのステータス向上のため。
母親の高野新笠の地位が低かった。それまでは皇族か貴族が天皇の母。
藤原式家の百川(と良継)により光仁、桓武は推された。百済王俊哲
794年1月1日、征夷大将軍の大伴弟麻呂に節刀を賜う。副将軍の坂上田村麻呂は蝦夷を征す。
10月28日、戦勝報告を待ち、遷都の詔を発した。10日後、平安京の名称。
延暦16年、797、征夷大将軍に坂上田村麻呂を任命、延暦20年に節刀、4万の征夷軍。延暦21年、阿弖流為と母礼が降伏。
延暦24年、805、徳政相論、軍事と造作の停止、参議の藤原緒嗣(藤原百川の子、34才)。
延暦25年、806、70歳で桓武天皇崩御。諡号に武を持つ天皇は桓武天皇が最後。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本かっこいい
感想投稿日 : 2022年5月7日
読了日 : 2022年5月7日
本棚登録日 : 2022年5月7日

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