モース警部、最大の事件 (ハヤカワ・ミステリ 1619)

  • 早川書房 (1995年2月1日発売)
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本棚登録 : 28
感想 : 5

初めてお会いしました、モース警部。

この方は、
トリックで驚かすとか、
やけにいかした主人公で魅了してくるとか、
そういうのではなく、
割合、ニヤニヤしたり、ハハハ!としたり、
つまりエンターテイメント的要素が強い作風
なのかしらん。

まだ、モース警部のことも、部下ルイスのことも
よく知ることが出来ないまま終わってしまったので、
また見つけたら読んでみよう。

今回は、私の大好きなホームズ先生の
あの「花婿失踪事件」を、そっくりそのまま引用して、
ラストを変えたという面白い話。
今回のワトソン説が本当に本当なら、私も嬉しい。

あと、「内幕の物語」も
ルイス部長刑事は可哀そうだったけど、
登場人物の立ち位置が
頭の中でくるくる入れ替わって
読み応えのある作品だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コリン・デクスター
感想投稿日 : 2013年11月2日
読了日 : 2013年11月2日
本棚登録日 : 2013年11月2日

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