最近お気に入り、ロジェ・グルニエ
さっそく今度はこちらを読んでみた。
10篇がおさめられた短編集
そのうちの9篇がグルニエが80代になってからの作品!
ストーリーはユーモアと皮肉がいい感じにちりばめられて、
なんといっても結末の「あ~あ(やっぱり)」
途中まで良いと思ったんだけど…
珍しく頑張ってみたら、あれれ?
結局こうか、と言うような。
「オスカルの娘」
幼なじみの男女二人、
恋愛関係ではないけれど、身近な存在。
最後のセリフが素敵だ。
「アシメントリー」
隣に住む人、その元夫それぞれにあることをする主人公。
私も日々の中でなんとなく「ペア」を作ろうとする癖と言うか
そんなのがあることに気付いた。
「お生憎さま」
大好きな人がいて、その人が手に入らないから…とある作戦。
これがまた…
「別離の時代」も、しみじみとだんだん良いな。
また、良いもの読んだとホクホクの心。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短編小説
- 感想投稿日 : 2012年2月6日
- 読了日 : 2012年2月6日
- 本棚登録日 : 2012年2月5日
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