新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS) (プレイブックス 916)
- 青春出版社 (2010年9月29日発売)
本棚登録 : 885人
感想 : 120件
本書はマーケティングの入門書です。
今にも撤退しそうなイタリアンレストランの担当を命ぜられた主人公「うれたま」ちゃんが上司や様々な人の協力を仰ぎ、マーケティングのアプローチを学びながらお店の生き残り策、改善案をまとめていくというストーリーです。
この本の秀逸なところは、章ごとにまとめを数ページ用意して、読者の理解を深めようとしているところです。
私はこれを「レ・ミゼラブル」方式と呼んでいます。
巨匠「ヴィクトル・ユーゴー」は大作「レ・ミゼラブル」の中で、各章のはじめに時代背景や今までのあらすじをまとめて提示しています。読者は今までの物語の要約を読むことによって、今後の展開に重要な点を再度、認識することができます。
その結果、読者は作品への理解をより深め、今後の展開を楽しむことができます。
テーマの選択やストーリーの展開、章ごとのまとめなど、マーケティングの入門書としては最適な一冊であると考えます。
そうそう、ドラッカー読んだあとだと、さらによく理解できると思います!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2011年5月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年5月7日
みんなの感想をみる