依存になることによって「何がもたらされたか。どんなメリットがあったか」を考えることが重要である。「どうなってしまったか。」を詰問することは、あまり有用ではない。
依存にならなくては、生き難くてどうしようもなかった。その背景は何か。PTSD、発達障害、統合失調症、その他。
その状況を打破するための自己治療として、自己破滅的な依存に陥っていく病態。
背景にある状況を改善しなければ、依存は繰り返す。
依存は、意志の弱いダメ人間に生じるという従来の考えを超えて、理解・治療につなげる重要な提言がなされている。
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- 感想投稿日 : 2015年10月13日
- 読了日 : 2015年10月13日
- 本棚登録日 : 2015年10月4日
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