東大の国語入試問題を例に引き、まずはロジカルに「読む」ことがなければ「書く」ことはできないということで、「読む」題材が3つほど続きます。流石に東大の問題は良くできた問題で、引用された問題文の面白さにも惹きつけられました。このように考えながら読むということの重要性を想起しました。目次、各章ごとのまとめは参考になると思います。例えば「論理とは言い換えに過ぎない」「理解できない場合は先送りする」「芋づる式にして理解を助ける」など。「社会的背景から日常を読む」の中で思考パターンはマルクシストだが政治信条は保守という人物の紹介が出てきましたが、確かにそのようなことはありうるということを感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想・哲学
- 感想投稿日 : 2013年8月16日
- 読了日 : 2011年11月10日
- 本棚登録日 : 2013年8月16日
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