大卒後に日本に来たという著者の日本語の堪能さ、日本文学への造詣に脱帽。ラムネは高浜虚子の時代から夏の季語というし、碍子は宮沢賢治の「春と修羅」に堂々と登場するという!読み方が分からない字はとりあえずホトトギスと読めば当たって感心されることもこともという話には笑った。「時鳥、不如帰、杜鵑、子規…」。そして200回以上も青森に行ったのに、津軽弁を一向に話しすることできないが、ただ一つ「め」のみはという章は笑えるというよりも、「うーん」と唸った!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年1月3日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2021年12月24日
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