亜米利加ニモ負ケズ

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2011年1月1日発売)
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本棚登録 : 74
感想 : 9
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大卒後に日本に来たという著者の日本語の堪能さ、日本文学への造詣に脱帽。ラムネは高浜虚子の時代から夏の季語というし、碍子は宮沢賢治の「春と修羅」に堂々と登場するという!読み方が分からない字はとりあえずホトトギスと読めば当たって感心されることもこともという話には笑った。「時鳥、不如帰、杜鵑、子規…」。そして200回以上も青森に行ったのに、津軽弁を一向に話しすることできないが、ただ一つ「め」のみはという章は笑えるというよりも、「うーん」と唸った!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2022年1月3日
読了日 : 2022年1月3日
本棚登録日 : 2021年12月24日

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