彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年3月28日発売)
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本棚登録 : 1561
感想 : 125
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シリーズ第16作。

蝗害が明らかになり、国中がてんやわんや。

紅秀麗が本来の職務を思い出し、ずばずばと言い、動き回る。
まわりの人間も、求めるもののために本格的に行動する。

停滞していた事態が動き出した感。

テンションの高さとアクティブな感じが、このシリーズらしかった。

旺季の政事への覚悟には、ハッとさせられるものがある。
だからこそ、悲しいほどに劉輝が無能に見えてしまう。

第1巻の終わりは、劉輝がよき王となって、秀麗も官吏として活躍する、といったものだったような。
もうすぐ完結だというのに、どうもその着地点に行ける気がしない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2020年10月23日
読了日 : 2020年10月23日
本棚登録日 : 2020年10月23日

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