最初はばらばらに見えた人々のつながりが、徐々に明らかになっていく。
それぞれの切り取り方、描き方が、筆者らしい。
特に、空想の妹と暮らす、雛子の世界が独特。
穏やかな現在と、苛烈な過去のバランスが、面白い。
はっきり何かが動くわけではないが、不思議な味わいがある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年12月19日
- 読了日 : 2014年12月19日
- 本棚登録日 : 2014年12月19日
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