看護婦ジェシイ・シャーウッドが休暇を切り上げて戻ると、赤ん坊は亡くなっていた。
顔にかかっていた手形つきの枕は、いつの間にか消えていて……。
タイトル通り、エラリーの手を借りないところが、まず新鮮。
退職し、暇を持て余したリチャード・クイーンが、同じく元警察官のご老人たちと、協力し合う。
こつこつ地道ながら、真相に向かっていく捜査が、おもしろかった。
ロマンスつきの王道的展開。
ジェシイの前では、いろんな面を見せてしまうクイーン警視が、ほほえましい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2020年4月20日
- 読了日 : 2020年4月20日
- 本棚登録日 : 2020年4月20日
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