ソ連が、いかに言論統制や検閲による迫害を行っているか。
小説『ドクトル・ジバゴ』を通して、ソ連国民に知らしめ、歴史を変える。
本の力を信じていたCIAによって、実際に行われた作戦をもとにした、フィクション。
女性差別が蔓延するCIA内で、女性諜報員が活躍していく。
彼女たちの距離感や連帯感など、独特の世界があった。
CIAの話よりも、無実の罪で収容され、ソ連の横暴非道ぶりを実体験していく、ボリスの愛人・オリガの方が、印象に残る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
軍隊/戦争/スパイの本
- 感想投稿日 : 2022年4月19日
- 読了日 : 2022年4月19日
- 本棚登録日 : 2022年4月6日
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