なっちゃんには放課後、野良猫と会いに行く相手がいた。
彼女たちとの時間は、なっちゃんにとって大切だったが……。
賢くて大人びているけれど、どこかずれもある。
小学生のなっちゃんと、南さん、アバズレさん、おばあちゃんとのやりとりが児童書のような心地よさ。
放課後の交流を通して、幸せについて考え、人間関係と向き合っていくなっちゃん。
子どもたちそれぞれの正義の違いも、うまかった。
それぞれの正体はすぐにわかるものの、独特の空気感が良かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月23日
- 読了日 : 2022年1月23日
- 本棚登録日 : 2022年1月23日
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