一般人のイメージする光源氏とは違い、実際の平安貴族は暴力的だったのだ、という本。
筆者が言うほど光源氏を美化していなかったけれど(彼も拉致・強姦をしている)、それでも実際の平安貴族は、想像以上に暴力的。
しかも、権力者のもみ消しが日常茶飯事で、あきれるほどの無法地帯っぷり。
平安時代を取り上げた本は多いけれど、切り口がめずらしく、おもしろかった。
ただ、似たり寄ったりの案件のくりかえし、起きたことの羅列だけなので、後半はややマンネリ感。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
雑学
- 感想投稿日 : 2019年6月9日
- 読了日 : 2019年6月9日
- 本棚登録日 : 2019年2月24日
みんなの感想をみる