本当に感動した。原題「kite runner」は文字通り、凧を中心に美しい映像で展開されていく。
ただし、描く現実はリアルで残酷。
二重三重に投影された世界(アミールとハッサン、父とアリ、アフガンと国際社会、将軍とアミール、ソーラブとアミール・・・)本当に細部まで繊細で厳密ですばらしい。
いつもの私なら「アメリカ万歳」の空気に嫌悪感を感じる余地もあるけど、それを120%払拭する完成度だった。
古きよきカブールの姿も、しっかりと描かれ、
実体験をもとにした完璧な原作、脚本、美しい影像美、影像構成、最高でした。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2009年9月6日
- 本棚登録日 : 2009年9月6日
みんなの感想をみる