人生の鮮やかな記憶を宝石に擬えた3篇からなる、開高氏の遺作。
本当に日本語が巧く重い。性(色)・食・美への気迫ある表現に息を呑む。
大き目の活字と200p弱というボリュームに反し、内容は濃厚。作家が、こういった作品でキャリアの最後を締めれるのは幸せな事なのではと余計な事を考えた。
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- 感想投稿日 : 2023年1月16日
- 読了日 : 2023年1月16日
- 本棚登録日 : 2022年9月24日
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