配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫) (創元推理文庫 M お 5-1 成風堂書店事件メモ)
- 東京創元社 (2009年3月20日発売)
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感想 : 468件
本屋さんを舞台にした日常ミステリ作品。
短編が集まったもので、文体もさらりとしており非常に読みやすい。
軽く本が読みたい時や、本屋好きにオススメの本である。
坂本司の作品が好きな人にもいいのではないだろうか。
語り部である杏子はこれといって特徴はないが、本屋の店員さんだったら嬉しい感じの人物で好感が持てる。
謎を解いてくれるのはアルバイトの多絵。
頭の回転がすごく早いというよりは目の付け所がいいタイプに思える。
ちょっと推測の域を出ない推理もあるのだけど、日常ミステリだからそれもご愛嬌。
とにかく、本屋フリークにはあるあるが楽しい本だった。
個人的には『六冊目のメッセージ』が1番好きだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2013年1月4日
- 読了日 : 2013年1月4日
- 本棚登録日 : 2013年1月4日
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