スキップとローファー(2) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社 (2019年7月23日発売)
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感想 : 36
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GWが過ぎ、スポーツのクラスマッチに梅雨シーズンが到来。不協和音があったクラスメイトとも「雨降って地固まる」な2巻!スクールライフをふわふわでまっすぐに描いてくれるコメディ。

いきなり本丸から描いてきた聡介の過去と、美津未の夢。目標を明言すると期待や応援がプレッシャーになるってわかるなあ。そこからの美津未とふみの関係性が好き!「でも挑戦したみつみちゃんにはでっかい意味があるし それを知っとるうちにもある」知ってる人がいるから頑張れることもあるんだよね。

険悪だったミカとの交流もよかった!なぜミカにバレーボールを教わろうと思ったのか。あんなことを真正面から言われたら泣けるなあ。ムカつくやつの名前を覚えるのか、その人たちから助けてくれた人の名前を覚えるのか。名乗らなかった親切な人の靴の名前まで気を配る美津未の目線。心の許さじノートには笑っちゃったけど、視点が違えばまったく景色は変わるんだよね。

聡介のサボり癖に口を出した美津未が食らったカウンター。あのパンチを食らってからも、ちゃんと自分の本心に向き合って気持ちを伝えられたところがすごい!「あなたのため」というベールを剥がした向こう側にある素直な言葉。その一言こそ誰かを動かす力になる。こんなこと言われたらキュン!ってしちゃうわ。これは恋愛前夜なのかー?!続きが気になる!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2022年7月3日
読了日 : 2022年7月3日
本棚登録日 : 2022年7月3日

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