封神演義 18 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2000年2月2日発売)
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感想 : 24
3

三大仙人でありながら、世捨て仙人と化した太上老君。最強の怠惰スーツを着込んで、呼吸すら人工呼吸器に頼るというのは、もはや怠惰なのか?とツッコみたくなる。太公望よりも癖が強く、先を見通す存在がいたとは…。コミカルな展開の中にも、哲学性を感じる演出で一気に引き締まるのがいいよね。

なんやかんやあって、スーパー宝貝・太極図をカツアゲすることに成功した太公望!しかし、それを使いこなせなければ命も未来もない。最終決戦前の主人公修行パート!その結果、得られた太極図の能力がまた面白い。これまでの宝貝とは一線を画す効果。力にして力にあらず。まさに太公望にふさわしい宝貝だと思う。

最後の要塞都市を守る聞仲の腹心・張奎とその妻・高蘭英との戦い!楊戩たちをも翻弄する実力!そこに遅れてやってくるのは主人公・太公望!ここで意外な展開へ進み、今まで明かされてこなかった封神台についても語られる。さらに、妲己の背後にいるあの存在もいよいよ姿を現して、物語もクライマックスへ迫る!殷と周の全面戦争が開幕する!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2022年3月19日
読了日 : 2022年3月19日
本棚登録日 : 2022年3月19日

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