デスノートを所有するヨツバ内のキラ・火口を包囲!その口からデスノートの存在が明らかにされる!レムのことが見えるようになっていく捜査員たち。そして、ついに月の手の中にデスノートが戻ってきて──。怒涛の展開が待ち受ける7巻。
「計画通り」
いやあ悪い顔してるよ、月!よくぞここまでと言わんばかりの悪人面!きれいな自分をも利用してここまでの計画を組み上げていたことが恐ろしい。Lが念入りにアレまで分解して確認しておけばワンチャンあったか?!それにしても、新世界の神となるための決め手が偽りのルールを創るというのが最高に皮肉。そこからのミサ、レムの利用の仕方がもう外道すぎて。自ら名前を知って決着できなかったという点では一手及ばずながら、隙を生じぬ二段構えで詰ませるところが強い。
そこからの大粛清。この夜神月、容赦せん!これでキラ安泰かと思われたが、L側もその意味通りの二段構えで外堀を埋めていく。凶暴なメロと冷静なニア。それぞれ自分のやり方でキラへと迫っていく。Lではできなかった暴力的なアプローチをためらいなくしていくメロが物語をいきなり引っかき回してくれる。新章へとなだれ込む急流下りが気持ちいい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2022年5月1日
- 読了日 : 2022年5月1日
- 本棚登録日 : 2022年5月1日
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