氷かぐや登場でどうなるかと思ったけど納得の一冊。前巻のウルトラロマンティックとの対比がいいね。あれを読んで浮かれてたけど、告白はあくまで入口に過ぎなくて、弱さも含めた本音をぶつけ合うここからが本番なんだなと。これまで本音を隠してきた二人だもんね。会長の部屋には信念を感じたなあ。こういう泥臭さがカッコいい。
「何も隠すことなんて無い それが私が会長にあげられるロマンティックです」
文化祭での白銀が魅せたロマンティックへの答えが「そのままでいい」というのが素敵。特別であり続けなければならなかったかぐやだからこそ、普通が彼女にとっては「特別」でもあった。そういう気持ちをちゃんと交換できたのがよかった。
今回はシリアスさが強めだけど、恋愛相談回やクリスマスパーティなど笑える部分も。田沼先生再登場回も好き。まさかの恋の病二人目。隣の看護師さんのグイグイくるツッコミも癖になる。白銀母の情報はまだほとんど出ていないけど、いずれ対面する時が来るのかな。圭が戻ってきているし、その辺りもいろいろ事情がありそう。
ともかく、これにてNEW GAMEへと突入!いよいよ恋愛頭脳戦ではなくなってきそうだけど、今後の二人がどうなるか楽しみ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2019年9月30日
- 読了日 : 2019年7月19日
- 本棚登録日 : 2020年7月10日
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