大学に進学したものの、幼少から悩まされている原因不明の耳鳴り(とそれ以外)のせいで、憧れの華やかなキャンパスライフとは程遠い生活を送っている『礼音(あやね)』。妖怪絡の悩み相談にのってくれるという噂を聞き、恐る恐る文学部資料室を訪れると・・・現れたのは、『絶対城』と名乗る怪しげな風貌の人物。横柄な態度ではあるが、たちどころに耳鳴りを封じてくれたのだが、対価として彼の仕事の仕掛け(インチキ)を手伝う羽目に・・・。
この手のライトノベルはキャラ付けが重要というのは否めないのだが、どうしてこういつも表面的で突飛に振り切ってしまうのだろう。まず語り手の女の子。ボーイッシュを強調したいとは言え、さすがに大学のコンパにホットパンツはないだろう。ぬりかべ知ってるならぬらりひょんだって聞いたことぐらいはあるんじゃないかとか。なにより「きょとん」と「ポカン」とし過ぎ。
ストーリーもお約束な展開で、もうちょっとほしかったなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2022
- 感想投稿日 : 2022年2月3日
- 読了日 : 2022年2月3日
- 本棚登録日 : 2022年2月3日
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