不可能

著者 :
  • 講談社 (2011年6月22日発売)
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本棚登録 : 152
感想 : 23
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最終章はやや興醒めであった。まさに「ザ・純文学」。読みごたえがある。三島由紀夫をモデルだ。老いとは何か考えられさせた。考えると余計にわからなくなる。そんな体験をした。装丁にも怖い凄みがある。首なしモノクロに「不可能」の文字である。松浦の本の装丁は独特のものがある。特に『半島』は素晴らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月29日
読了日 : 2019年3月26日
本棚登録日 : 2019年3月29日

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