最終章はやや興醒めであった。まさに「ザ・純文学」。読みごたえがある。三島由紀夫をモデルだ。老いとは何か考えられさせた。考えると余計にわからなくなる。そんな体験をした。装丁にも怖い凄みがある。首なしモノクロに「不可能」の文字である。松浦の本の装丁は独特のものがある。特に『半島』は素晴らしい。
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- 感想投稿日 : 2019年3月29日
- 読了日 : 2019年3月26日
- 本棚登録日 : 2019年3月29日
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