切り裂きジャックの日記

著者 :
  • 角川書店(同朋舎) (1994年10月1日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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 ブックオフで二百円で購入しました。
 あの切り裂きジャックの正体が分かった? ええ〜嘘ぉ。とか思いながら読み進めました。
 ……なんか違う。ちーがーうー!!
 ジェームズ・メイブリックという人間がたびたびロンドンに訪れていたこと、彼の日記には当時報道されていたこと以外の現場の真実(証拠品など)が書かれていたこと、彼の懐中時計には「私がジャックだ」という署名とホワイトチャペルの五人の犠牲者の名前のイニシャル(MK、ES、CE、MN、AC)が引っ掻き傷でつけられていたこと。
 メアリー・ケリーの死体写真が掲載されていたことはまぁ評価できるかと。死体のすぐ上の壁に「FM」(フローレンス・メイブリック)と書かれているらしい。
 日記そのものは本物(昔に書かれたもの)であり、ただ彼が本当に切り裂きジャックかは分からないと締め括られていて、なんだかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説以外の本
感想投稿日 : 2013年11月3日
読了日 : 2013年11月3日
本棚登録日 : 2013年11月3日

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