「だって、わたし、あの人を追い掛けているわたしが好きなんだもの。」
この一言で物語は閉じる。この言葉は単なる自己愛ではない。「あの人を追いかけている自分が好き(だからそういう演技を、ずっとしてきた)」という自白なのではないか。
ということを最近考えて、ぞわっとした。
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- 感想投稿日 : 2011年8月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年8月1日
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