阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2020年2月6日発売)
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本棚登録 : 8620
感想 : 682
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突然訪れた自分の中でのエッセイブーム。
その流れで、阿佐ヶ谷姉妹さんの本も読了…

いやー、なかなかに面白い( ̄∇ ̄)

40代・独身・女芸人・二人暮らしというちょいと異質な生活を送るお二人。

ゆるくも楽しく、それこそ「今を生きてる」って感じ。
DVDを見たり、ご飯食べたり…かたや犬っぽく、かたや猫っぽく…そんな仲睦まじい二人のやりとりがとても微笑ましかったです。

人生っていろんな形があっていいし、やっぱり結局楽しんだもん勝ちなんだなーと。
いや、そもそもそれ以前に勝ち負けなんてないのかもしれない…と、そんな風に思わせてくれます。

気持ちをリフレッシュしたいときには良い本なのかなぁと。

ちょっと、さくらももこさんの後に読んでしまったので普通に読むよりもインパクトが薄く感じてしまったかも…若干強敵過ぎたかな(笑)

<印象に残った言葉>
・あ〜差したい(P138)

・おおこわっ、おおこわっ、山菜おこわっ!(P156)

・いえ、私には金メッキで十分です(P165)

・「私、気付いたの。今の、ここが好き」とみほさんがかなりガチな表情でつぶやいた時には、下町の糸井重里さんかと思いました。(P211)

<内容(「Amazon」より)>
「時にいざこざもあるけれど、おおむね楽しく自由に、のんびり暮らしております~」
40代・独身・女芸人である2人の地味おもしろい同居エッセイ+書き下ろし恋愛小説も収録。

歌って踊れて昭和感ただよう芸で人気上昇中の二人組・阿佐ヶ谷姉妹(実際の姉妹ではありません)。
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の地味おもしろいネタで知られる2人ですが、実際も地味~に阿佐ヶ谷2人ぐらしをしています。四十路、独身、女芸人、そんな2人が繰り広げる日常は細かなこだわりと笑いと、そして人情に溢れています。本書では、リレー形式で「阿佐ヶ谷2人ぐらし」「妙齢事情」「引っ越し騒動」の3章立てでエッセイを収録。
また、「私の落とし方」をテーマにした書き下ろし恋愛小説「フキノトウはまだ咲かない」(渡辺江里子)「3月のハシビロコウ」(木村美穂)も掲載しています。阿佐ヶ谷姉妹の豪華詰め合わせ的な1冊、どうぞ宜しくお願いします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: レビュー有
感想投稿日 : 2021年12月3日
読了日 : 2021年12月3日
本棚登録日 : 2021年12月3日

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