ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社 (1993年4月9日発売)
3.74
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本棚登録 : 1945
感想 : 157
4

ぞうがクレヨンでお絵かきする。
その大きさから、他の動物は本物かと思ってしまう。
ダイナミックで長新太さんらしいけど、シュール感・理解が難しい世界観は弱めで読みやすい作品。

【ママ評価】★★★★★
長新太さんの隠れファンになりつつある母。
ファンだと豪語できるほど理解できていないけど、図書館で読んだことがない作品を見かけるとめっちゃ気になる。
沼にはまりつつある。
長新太さんの作品はよく池が出てくる。
今回も出てきて「おっ、またか」と感じた。
でも同じような池でも、これまでに読んだどの作品とも違う仕上がりに感じるからすごい。
「十八番なのかな?」と思うようになってきた。
内容にちょっとした驚きというか、想像とは違う展開が用意されているのもすごい。
少し大型の絵本なのも、登場するクレヨンのサイズが大きいことに合わせているのかな。
そういう読んでみたら気づくことが盛り込まれている感じもすごい。
なんでもないような話だけど、他にはない話でちょっと心に残る。
そんななんとも言えない魅力が詰まっている。
長新太さんの絵本の中ではわかりやすくて、絵が可愛いよりで、かなり好き。

【息子評価】★★★★
最近『どんな色が好き♪』の歌にハマっている息子。
実際にクレヨンでお絵かきもしているし、クレヨンがアツい今日この頃。
そして、ぞうさん好きの息子。
この絵本の主役はぞうさんなので、今の息子にピッタリ。
案の定「くれよん、よむ〜」と興味を持ち、絵本を読みはじめると「ぞうさんだ!」と好反応。
母、しめしめ。
でも多分、話の内容はイマイチわかっていないみたい。
クレヨンで描いた絵を本物だと思っちゃった、ということがよくわかっていない。
ところどころ良い反応はするけど、話の面白さまではまだ伝わらないのが惜しい。
けど、とりあえず興味をひく内容で、ふむふむと聞いていたので良しとしよう。
2歳5ヶ月

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月5日
読了日 : 2024年3月5日
本棚登録日 : 2024年3月1日

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