男という名の絶望 病としての夫・父・息子 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2016年3月30日発売)
3.12
  • (1)
  • (9)
  • (11)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 105
感想 : 13
3

うん?
なんか読みたかったものと違うぞ?
そんな感じ。
中身はタイトルから想像できるそのままなのだが、なんかしっくりこない。色々と生々しいルポではあるのだが、何となく、自分の主張に沿ったものだけ取り上げてるような。
ラベリング論も知ってるし、男性に対するいろんな視点も判るが、そういう目線で見ればこう解釈できるねみたいな。
男という病って、むしろ成功している人たちも分析しないと足りないんじゃないかね。
どのくらい普遍的な話なのかも判らない。

なんか臭う。

女性の目線だな、と感じること自体が、男の病か。

本の趣旨とは違うが、その病って、本当に不要なものなのか。
人としての病は何だ。女としての病は。

こういう論調は合わないなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年7月9日
読了日 : 2016年7月9日
本棚登録日 : 2016年5月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする