個人的な趣味の一つにアニメを見ているのですが、かれこれ作者と言っていいのか、声優としての水樹奈々は10年ほど見てきたファンとまではいかないですが、知っていて、演技が良くて、歌もそれなりに聞き、好感を持っている人という感じでありながら、紅白歌合戦にノミネートされた時はネットでどういう反応があるのかとヒヤヒヤしつつも本音は当時タイアップされていたアニメ共々楽しみにしていた一人でした。
本の内容としては、今までの自伝と言えるでしょう。
幼少の頃から父親に演歌歌手になるための特訓を受け、本人もその未来に向けて努力し、挫折し、それでも何度も立ち直り、挑戦する。紹介するならば、そういった内容です。
KinKi Kidsの堂本剛とも高校生の頃は同じクラスだったとのこと、その点は本書ではボヤかして触れられず、テレビで知ったことなのですが…。それでも本書には、皆同じ人間で、同い年のただの普通の人間だという事が記されていました。
本書は、幼少期から紅白歌合戦までの軌跡。それまでの過程を描いた日常が描かれていました。それぞれ生きていく生活は辛いことが当たり前に増えつつある人生ですが、尊敬を得られる一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
啓発・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年10月25日
- 読了日 : 2017年9月22日
- 本棚登録日 : 2017年9月19日
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