ガルガンチュアとパンタグリュエル 4 (ちくま文庫 ら 5-4)

  • 筑摩書房 (2009年11月10日発売)
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感想 : 6
5

うーんこうんこが延々。
 フランソワ大先生の作中での設定と、史実の間の齟齬があるらしい。へー。
 渡辺一夫訳の、「ヒベルニアのサフラン=Bren(うんこ)の駄洒落の可能性」説が無い。
 怪物に関する解説が圧巻。
 最後、うんこの呼称の羅列のところで、夥しく出る人間のやつの、excrementやdejection とか、Merde以外によく集めたなと言ふのの他に、翻訳家はそこらへんも考慮して訳さないといけないので、渡辺訳ではソレの一々へどこかの方言を引っ張り出してたが、えー。
 ルクプルの対義語である独身者の呼称、 Les cul pere(ケツがつるつる)といふ、へくそくっだらないをっさんギャグが頭をぐるぐるする

読書状況:積読 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年2月13日
本棚登録日 : 2018年2月13日

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