津山ちなみ先生の『HIGH SCORE』の破天荒なハイテンション青春に対し、息切れしない人なら、この作品も確実に腹を抱えて笑える
仕事の息抜きをするべく、不用意に読んでしまったものだから、五分近く腹筋が痛くて、上半身を起こせなくなった。初読時が徹夜でハイになっていたか、と考え、昼間の頭が冴えている時に読んだが、二度目の効果で今度は顎が痛くなるほど笑ってしまった
結論としては、普通にかなり面白い
カオスな表紙からは、そこはかとなく、ほのぼの感は漂っているが、帯にもある通り、そんな要素は微塵もない。結構、ブラック気味である
学園系、ラブコメ系、動物系、どのジャンルにも入らない系、が考えなしに詰め込まれており、これでよく破裂してないな、と思ったが、根幹の世界観からして破綻しているので、そここそが笑いを生んでいるようだ
『B.B.JOKER』や『ヨジゲン』などの作品と比べると、さすがに劣るも、結構、ウェットに富んだ言葉戯びのネタが入っている点も推薦理由
個人的にお気に入りネタは、ユミ&たかし
いやー、次はどれくらいの時間、動けなくなるのか怖いけど、2巻が楽しみだ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック(徳間書店)
- 感想投稿日 : 2014年9月3日
- 読了日 : 2014年9月3日
- 本棚登録日 : 2014年9月3日
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