【再読 2015/01】
これを最初に読んだのは18の頃。
当時付き合ってた彼氏のバイト先の事務室で、彼氏の友達と二人きりで読書に励んだ。
何故か彼氏はおらずほぼ初対面で男女二人。
嗚呼、青春。
主人公の柚木草平は洞察力の鋭い深みのある元刑事…のようで実はかなり薄っぺらい探偵。
いや、深いのか?薄いのか?よく分からない。
とりあえず38歳にして若く見える(らしい)が、いわゆるイケメンではなく(多分)、お洒落でもなく(多分)、無精髭の生えた(多分)おじさん。
ちょっと特別なことと言えば口から垂れ流すように口説き文句を言っているぐらい。
きっと前世はイタリア人。
この口から生まれた主人公は警察エリートの愛人を通し、美人な依頼主から亡き妹が巻き込まれた交通事故の調査を依頼される。
一見交通事故にしか見えないが、紐を解くと見えてくる小さな疑問。
これは一体事故なのか。事件なのか。
事件に関わる女性たちに翻弄されながら柚木草平が謎を解く。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2013年以前
- 感想投稿日 : 2015年8月18日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年1月20日
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