本書は「ホワイトカラーがほぼAIに置き換わる未来」を見据えた(それでも価値を生み出し続けたい人向けの)生存戦略の指南書。
序盤で意識高い系ビジネス書のほとんどは意識だけが高くて戦略が弱い、とバッサリ。本書が出版されたのは16年なのでニュースピックスと幻冬舎の箕輪さんがブームを牽引した「意識高い系」ビジネス本を指しているのだろう。
しかし読み終えてみると、やれエーリッヒ・フロムやニーチェを読み込め!とか、誰にも真似できない技術力を持て!などマッチョ極まりなかった。そうか、意識だけでなく行動も技術力も高く行こう!ということか。
安宅和人さんの「イシューからはじめよ--知的生産のシンプルな本質」( https://x.gd/LJqgZ )を落合陽一さんはこう実践しました、という本になるかもね。
吾こそは落合陽一に負けない!と自負する人には参考になる一冊ではないかと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
0200経営
- 感想投稿日 : 2023年12月14日
- 読了日 : 2023年12月14日
- 本棚登録日 : 2023年12月14日
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