調べる学習百科 古墳のなぞがわかる本

制作 : グループ・コロンブス有限会社 
  • 岩崎書店 (2019年9月30日発売)
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感想 : 2
3

楽しくて、分かりやすいです

古墳のなぞがわかる本
2019.09発行。字の大きさは…中。

東京国立博物館の研究員・河野正訓さんが、古墳について、丁寧に分かりやすく監修した絵本です。

卑弥呼が亡くなった3世紀中頃の弥生時代末から7世紀末の飛鳥時代までの間に作られた大きな古墳が、近畿地方を中心に発見されています。奈良盆地近くで勢力を拡大したヤマト王権が古墳を作り、全国に広めていったと思われます。

日本一の大きさの古墳は、墳長(古墳の長さ)が、525mある日本一の大きさの大阪府堺市にある大仙陵古墳(学校で習った時は、仁徳天皇陵)です。その大きさでは、エジプトのギザの大ピラミッドの一辺の長さが230mですから、2倍以上の長さです。

古墳の中で、最初に知ったのは、飛鳥(現在の明日香村)の石舞台古墳です。父と一緒に小学生か中学生の時に見に行った記憶があります。巨大な自然石を積み上げた横穴式石室です。見て圧倒された事を思い出します。被葬者は、蘇我馬子ではないかと思われています。

古墳の中で奈良県明日香村、色鮮やかな壁画が発見された高松塚古墳、キトラ古墳。3色で描かれた謎の絵の熊本県山鹿市のチブサン古墳は見てみたいです。東京にも古墳が有るので騒動が治まったら行ってみたいと思っています。
2021.05.06読了

※関連本
東京古墳散歩 2020.06.30読了
https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/4198638837#

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史、古典
感想投稿日 : 2021年5月6日
読了日 : 2021年5月6日
本棚登録日 : 2021年4月24日

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