(あらすじ)
突如、大会社の社長の隠し子であると知らされて、
父親のもとに呼び寄せられた河村亨。
新しい家族にも馴染んで、自らの居場所を見つけたけれど、
唯一、亨の心を波立たせるのは、
執事とも腹心の部下ともつかない不思議な男・高城直征の存在だった。
恋人という甘い言葉を与えられ、いつも巧みに誘われて、
溺れるように関係を重ねるものの、
冷静すぎる高城の本心が、亨にはどうしても見ることができない。
そんな折、高城に興味を示す少年が現れて…!?
(感想)
高城直征(達郎の部下)×河村亨(笹本家・外の子)
高城との関係を隠したままで過ごす亨。
でも高城の気持ちがハッキリと見えずに悩んでる。
可哀想に、相手が高城だもんな…
そんな折に、高城に興味を見せる少年登場!!
この少年の件も含め更に↓↓↓な気持ちになる亨。
「高城も妾の子だった」っていうのが前作でチラッとだけ出てたけど、
それがこの少年に関係ありで。
高城の母親が誰の妾だったのか?っていうのが重要。
ストーリー中、元代議士の1人が死亡。
その娘婿が次の地盤を継いでるわけですが、
いかんせん跡取りがいない。
そこで浮上してきたのが、嫁に出した元代議士の娘の子供を
養子にしようという話。
その養子にと望まれてるのが今回の少年なのです。
しかしこの少年は養子に行きたくないんですよね。
そこで高城との関係が出てくるんです。
高城、この娘婿の妾の子だという事実!!
(なので、この少年とは従兄弟になる。)
しかし娘婿は高城の存在を知らないし、
愛妻家を表に出して人気があるので高城が出てくると
イメージダウン??
でも少年は自分が養子になりたくないので
高城を担ぎだそうとするのですが、勿論相手にされず。
どうなるどうなると思いきや、
結局その話は今回ハッキリしないまま終了。
この少年を気にかけてた亨も一安心。
そして最後の最後に高城が亨との関係を暴露!!
達郎に負けず劣らずの独占欲を最後に見せてくれました(笑)
そういえばこのシリーズ将吾のお話はないよなぁ。
次のシグナルシリーズは今回の少年のお話みたいだし
将吾の相手は何処に…(^^;)
- 感想投稿日 : 2012年1月20日
- 読了日 : 2012年1月20日
- 本棚登録日 : 2008年9月29日
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