もともと短編連作作品が多く好きな作家さんです。
親子・恋愛・過去の過ちなど長編だけれどいくつかのストーリーが絡まりあって、重たいテーマを淡々と語っている。みんな懸命に誠実に生きているのに、小さな悪意が広がっていく怖さを感じます。「子供は親を選べない。親というタクシーに同情するしかない。」せめて良いルートをと思うけれど、良いルートって何だろうね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年10月13日
- 読了日 : 2019年10月7日
- 本棚登録日 : 2019年10月7日
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