ロシアへスパイとして潜入したイギリス人がロシア革命に巻き込まれておちいる苦難を描く。ロシア帝国の崩壊からソビエト連邦の成立時が舞台となるが、この革命に巻き込まれる一般の人々が主に描かれる。主人公は困難を乗り越えるために努力するなどといったヒーロー的な役割ではなく、ただただ巻き込まれた状況に身を任せて積極的な行動は取らない。物語の展開も同じような状況が繰り返され面白みにかける。
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1930年代
- 感想投稿日 : 2017年9月24日
- 読了日 : 2017年6月26日
- 本棚登録日 : 2017年6月21日
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