なんかふと雪舟えまさんの文章が読みたくなったんだ。
なにかの縁で歌集「たんぽるぽる」を読んだんだよね。「ふと死ねと聞こえた気がして聞き返すおやすみなさいの電話の中に」今でもふっと思い出すんだ。
くもりの日だけ開く不思議な喫茶店での物語。雪舟さんの言葉選びが好きなのよね。漢字も好ききらいがあるのかしら。そんな風に文字を追うことが楽しい。文字と音とで不思議さを楽しむ本だと思う。
愛おしいと思える本がまた増えた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
女性小説
- 感想投稿日 : 2016年11月12日
- 読了日 : 2016年11月12日
- 本棚登録日 : 2016年6月6日
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