薔薇と狼姫 ヴェルサイユ・ロマンス (ティアラ文庫)

著者 :
  • フランス書院 (2010年6月3日発売)
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本棚登録 : 65
感想 : 5
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6月の新刊。
う~ん、狼姫というのがちょっと独特。独特すぎる……。
狼に変わってしまう姫って共感しにくい。
異世界すぎて、ダークもしくはゴシックな雰囲気。
ここまで来れば、体の変化をもあいまって「キスより先」を描くのは面白いかもしれないと思ったけれど、肝心のその部分の描写が少ない。
だったら、コバルトで出せばいいじゃん!と思ったけど、コバルトでこういうダークなものは出せないのかな。
よく分かんないや。
試みは新しくて評価できるとは思います。デジャブ感たっぷりの薄いファンタジーよりはいいとは思うけれど。
狼に変身しちゃうのはヒーローのほうがいいよね。
あと、字が詰まりすぎ。読みにくいんだあー。読みやすい尺というのも考えて欲しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ティアラ
感想投稿日 : 2010年7月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年7月4日

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