かなり作り込まれた世界観だったのだと実感。
作品にも出ていない設定・プロットをクロッキーブック4~5冊作っている(これはチェリ・プロの話だけど)だという。
そして、自分の作品に対する愛情。グッズに囲まれて生活。「基本的パターンは王道をいっている。毎回『あっ』と言わせたいという点は常に心掛けている」そうで。
それに、かなり設定も調べて作られてる。化け猫が一回転して変身するだなんていう都市伝説は知らなかった。
著者の意見もかなり見られるけれども、「金星は月のように満ちかけすることから、月に似ている→セーラーヴィーナスがプリンセス・セレニティの影武者を」というのは強引な感じもするけども、納得はできるかなあ。
「漫画家になるためには絵の練習もいいけど、よいお話を作る練習をするべし」というのは心にきましたねー。絵がうまいだけでは、アシスタント止まりだってさ。なるほど。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説論、作家論など
- 感想投稿日 : 2010年12月30日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年12月30日
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