壮絶な内容だった。
筆者もあとがきで語っていますが、これは反戦漫画でも好戦漫画でもない。
実際の戦争のリアルだけを追究した漫画。
自分の足に蛆が沸いても生きている
胴体半分なくなっても飢えをしのごうとする
意識がなくても這っているムカデにくらいつく
・・・・そんな戦争映画、ドラマを見たことがない。
そんな島にいて自分の生き死にを考えたこともない。
でもこれが本当の戦争なんだ、と突き付けられたときに
自分たちはどんな言葉を発するのか。
おそらく戦争を知らない誰もが発する言葉が陳腐に感じる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2015年10月6日
- 読了日 : 2015年10月6日
- 本棚登録日 : 2015年10月6日
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