まほろ駅前多田便利軒

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年3月28日発売)
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本棚登録 : 6335
感想 : 1175
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心に傷を抱えた男2人。でも2人でいることでお互い救われているのかも。
物語は淡々とした表現で進んでいくが、物語の内容はドラッグがあったり、DVがあったり、ネグレクトに近いものがあったり…。
多田が抱えた心の傷は、重かった。
チワワのハナちゃん、コロンビア人のおねえさんに渡して大丈夫?なんて思ったけど、行天の『誰かに必要とされるってことは、だれかの希望になるってことだ』って言葉に納得だった。

番外地、狂騒曲とあと2作あるようなので、ぜひ読んでみたい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月16日
読了日 : 2023年2月16日
本棚登録日 : 2023年2月13日

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