世評に違わぬ傑作である。
被害者○○が実は××だった!! というバッチリOKなつかみから始まって、時代と現実を背景にして「いかにもありえそう」という作品内リアリティの構築にも成功。ドラマに次ぐドラマで盛り上げるが、初期作にあったごちゃごちゃ感は鳴りをひそめて、きちんと整理できている。
弱点を克服したことで、良さが活きた。そんな印象だった。
2020/2/7〜2/8読了
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ&サスペンス
- 感想投稿日 : 2020年2月9日
- 読了日 : 2020年2月8日
- 本棚登録日 : 2020年2月9日
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