ヒロインの千桜緑葉の強引さと傲慢さ(?)が読んでいて少し腹が立った。
しかし、読んでいくうちに、ただ不器用ながらも必死な姿がうかがえて、少し共感した。
吐季と麗羅の成れ果てに、緑葉が憤りを隠せないのには、彼女なりに二人を思う思いが隠れていたのだと思う。
幸せな結末を迎えてほしいと思うが、今のままではかなりの悲劇となってしまう気がする・・・。

2012年4月21日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2012年4月21日]
カテゴリ ミステリー

人権侵害の疑いをかけられた準主人公。
その人を救うために敵に果敢に立ち向かう女の子。
その話には、フィクションのような非現実感と、フィクションとは思えない現実味がある。
きっと、今、この世の中で起こっていることがそのまま物語になっているのだと思う。
私がこの作者を好きになったきっかけがこの話です。

2012年1月30日

読書状況 積読
カテゴリ 物語
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