真田太平記(九)二条城 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1988年1月28日発売)
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感想 : 59
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角兵衛、何がしたいのか良くわからん。母の久野も良く分からん。豊臣のわずかな希望だった武将がこの世を去り、残るのは何とも頼りない面々ばかり。秀頼が優秀であったと伝わっているだけに人に恵まれないのが本当に嘆かわしい。昌幸も山手殿もこの世を去り、残された息子達のこれからがどんなふうに描かれていくのか楽しみですが、今はどちらかと言えば、草の者と忍びの戦いの方が面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫
感想投稿日 : 2024年4月2日
読了日 : 2024年4月2日
本棚登録日 : 2024年4月2日

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