どこがありがたいのかはよくわからないままに星5
何かはあるのだろうけれども。 後半文芸パートから読み始めたので中井久夫って案外気難しく断定的だな、とか思いつつそこそこ興味深く読んだ。 ラカンと河合隼雄を経てここに立っていることはなんとなく知れる。
犬を何故か全部「彼」で呼ぶ。ポール・ヴァレリィに深く傾倒している。いるが患者としてみている。
多少の共感覚持ち。水の話を良くする。
特に親しみがあるタイプではないが、詩を愛好する者として。
レアリアrealia 現実にあるもの、模造ではないもの、人間或いは生き物がそこにある限り、周囲の事物が影響を受けない筈はないと考える中井久夫という人物。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月16日
- 読了日 : 2024年3月16日
- 本棚登録日 : 2024年3月16日
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