友人midiさんが、この本で新選組にはまったというので、読んでみました。
里中満智子の少女マンガ的イラストなので、沖田総司がとてもフェミニンで優しげで、女性にも抵抗なく読めます。
ちゃんと史実に沿って物語が進んで行きました。山南と明里の話は出てきましたが、沖田をめぐる女性たちはきっと創作でしょうね。
沖田の爽やかな存在に、歴史のドロドロした部分が隠されており、血なまぐささを感じずに読めるものとなっているため、残酷なシーンが苦手だけれど、新撰組を知りたいという人に向いているでしょう。
それにしても、芹沢鴨があまりにもダメ男に描かれていて、人となりがわかりやすすぎました(笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2010年6月7日
- 読了日 : 2010年6月7日
- 本棚登録日 : 2010年6月7日
みんなの感想をみる