浅葱色の風: 沖田総司 (中公文庫 コミック版 さ 1-11)

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年12月1日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 6

友人midiさんが、この本で新選組にはまったというので、読んでみました。
里中満智子の少女マンガ的イラストなので、沖田総司がとてもフェミニンで優しげで、女性にも抵抗なく読めます。

ちゃんと史実に沿って物語が進んで行きました。山南と明里の話は出てきましたが、沖田をめぐる女性たちはきっと創作でしょうね。

沖田の爽やかな存在に、歴史のドロドロした部分が隠されており、血なまぐささを感じずに読めるものとなっているため、残酷なシーンが苦手だけれど、新撰組を知りたいという人に向いているでしょう。
それにしても、芹沢鴨があまりにもダメ男に描かれていて、人となりがわかりやすすぎました(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2010年6月7日
読了日 : 2010年6月7日
本棚登録日 : 2010年6月7日

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