全巻に続き、この巻でもまた、主要2名が続けて死を迎えます。
・張飛が、出兵準備中に部下に裏切られ、首を刎ねられて暗殺されます。
合戦上ではなく、自陣内で殺されるとは、あまりに悲しい最期。
今回も、深酒が原因で部下につらく当たり、恨みを買ったのが原因です。
酒が彼の命取りになってしまったのです。
その暗殺者は呉に下り、一人残された劉備は、魏と呉への報復合戦に命を燃やします。
蜀軍は呉を攻め、関羽と張飛の息子が、父の仇討を果たすことに。
二人とも父に負けないほどの強さを発揮し、劉備を感激させます。
・ただ、関羽・張飛の子供たちとともに、出陣して仇を討ちとる途中に、劉備が死を迎えます。
おそらくは、義兄弟2人を失った心労がたたってのことでしょう。
諸葛亮に後の国を託し、息を引き取ります。
ずっと劉備寄りで読んできたため、彼の死を迎えて、そこから先も話が続くのか、あまりピンとこないほどでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2010年5月12日
- 読了日 : 2010年5月7日
- 本棚登録日 : 2010年5月7日
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