三国志 22 (潮漫画文庫)

著者 :
  • 潮出版社 (1999年7月23日発売)
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本棚登録 : 239
感想 : 16

全巻に続き、この巻でもまた、主要2名が続けて死を迎えます。

・張飛が、出兵準備中に部下に裏切られ、首を刎ねられて暗殺されます。
合戦上ではなく、自陣内で殺されるとは、あまりに悲しい最期。
今回も、深酒が原因で部下につらく当たり、恨みを買ったのが原因です。
酒が彼の命取りになってしまったのです。

その暗殺者は呉に下り、一人残された劉備は、魏と呉への報復合戦に命を燃やします。
蜀軍は呉を攻め、関羽と張飛の息子が、父の仇討を果たすことに。
二人とも父に負けないほどの強さを発揮し、劉備を感激させます。

・ただ、関羽・張飛の子供たちとともに、出陣して仇を討ちとる途中に、劉備が死を迎えます。
おそらくは、義兄弟2人を失った心労がたたってのことでしょう。
諸葛亮に後の国を託し、息を引き取ります。

ずっと劉備寄りで読んできたため、彼の死を迎えて、そこから先も話が続くのか、あまりピンとこないほどでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2010年5月12日
読了日 : 2010年5月7日
本棚登録日 : 2010年5月7日

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