永遠の仔(一)再会 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2004年9月30日発売)
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感想 : 212
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子供の頃、児童精神科のある病院に入院していた3人、優希、梁平、笙一郎は一緒に石鎚山に登り、その下山途中で優希の父親を殺害する。
その後、それぞれの道を歩んでいたが、17年後に再会する。

親からの虐待やネグレクトを受けた子どもは、大人になってもまだその心の傷を負っていて、その辛さを知っているにも関わらず、いじめや虐待の連鎖を起こしてしまう。
痛ましい記述も多く、苦しくなりつつも、現在の話と子供の頃の話が織り混ぜられたストーリー展開に、どんどん引き込まれて読み進んでしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年1月12日
読了日 : 2022年1月11日
本棚登録日 : 2022年1月12日

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