2022年の次世代自動車産業 異業種戦争の攻防と日本の活路 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所 (2018年5月18日発売)
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2018年と今から2年前の著作だが、ライドシェアの持つインパクトや意義、中国の動向、NVIDIAの動向など、現在起きている事象の趨勢を言い当てている。(アップルだけはまだ未定だが)。

この2年での変化は、トヨタが街づくりの会社を興したことや、コロナ禍においてESGやSDGsといったエネルギー面での持続可能性を問う風潮が強くなったことがあると言える。

また、本書中にあった「問題を設定してテクノロジーをぶつける」という手法はデザイン思考と近く、グランドデザインの細部までの凡事徹底はアート思考などと近いような点も取り上げられており、全体の動向をつかむことに加えて、現在のビジネスのヒントもすでに埋め込まれているように感じた

トヨタの動向は注目したい。グーグルはいったん街づくりからは撤退している

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2020年9月22日
読了日 : 2020年9月22日
本棚登録日 : 2020年9月22日

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