哲学の入門書
各哲人をとてもわかり易く解説してくれて楽しく読めた
人が生きる上での悩み事、考え方は新書ではなく古典を読めば
既に哲人が教えてくれていることに改めて気がついた
人が生きるうえでつまずく箇所、落とし穴
既に怪我をして這い上がってきた先人たちが教えてくれている
この本読んでの気づき
◯「自分で決める」ことが出来ないと不安になる
右に習えだと楽だけど面白くない、結果が見えてる
「自分で決める」ことが出来るような選択肢の幅を広げる
どんな状況になろうと平静で居られるようなメンタルと知識の吸収
◯全く違う考え方の他者がいるから悩むこともあるけど
その違う考え方があるから成長も成功がある
◯一部の人だけでなく大勢が豊かを目指すのが資本主義
現状維持では経済が成り立たないので少しでも良いから右肩上がりに成長をする
そのためには生きるためには不要な仕事、改良余地もないような出来上がった製品でも
無理やり新機能を付けて毎年作り続ける
人間の欲が際限ないように、資本主義も際限なくこのまま続くか?
腹八分、足るを知る、ならフリーターのような自由な時間に価値を見出し
労働に価値をそれほど追い求めないのも生き方として面白い
◯上を見ればキリがなく、下を見てもキリがないような錯覚
人は上も下もなく横一線
努力する人がいて、努力しない人がいる
どちらが良い悪いではなく、どちらを選ぶか、自分がどうなりたいか
「自分の責任をとってくれるのは自分だけ」
これは真理だと思えるなら末人になりたくなければ超人を目指す
何もしなければ末人に向かうだけ
先人を見て、あぁはなりたくなければ、昨日の自分を常に超えていく努力をする
- 感想投稿日 : 2024年2月23日
- 読了日 : 2024年2月23日
- 本棚登録日 : 2024年1月9日
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